中野市議会 > 2017-09-26 >
09月26日-05号

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  1. 中野市議会 2017-09-26
    09月26日-05号


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    平成29年  9月 定例会(第4回)          平成29年9月26日(火) 午前10時開議---------------------------------------◯議事日程(第5号) 1 議案第1号~議案第25号+               |各常任委員長及び特別委員長報告   陳情第3号       + 2 各委員長報告に対する質疑 3 討論、採決 4 議案第26号 中野市固定資産評価審査委員会委員の選任の同意について 5 議案質疑 6 討論、採決 7 議第1号 国の責任による35人学級推進と教育予算の増額を求める意見書について 8 議第2号 「義務教育費国庫負担制度」の堅持を求める意見書について 9 議第3号 道路整備事業に係る補助率等の嵩上げ措置の継続を求める意見書について10 議第4号 「核兵器禁止条約」への賛同と批准を求める意見書について11 議案質疑12 討論、採決13 議第5号 金子高幸議員に対する議員辞職勧告決議について14 議案質疑15 討論、採決16 議第6号 北朝鮮による弾道ミサイルの発射と核実験に強く抗議する決議について17 議案質疑18 討論、採決19 閉会---------------------------------------◯本日の会議に付した事件………議事日程に同じ---------------------------------------◯出席議員次のとおり(19名)      1番  芦澤孝幸君      2番  堀内臣夫君      3番  宇塚千晶君      4番  保科政次君      5番  青木正道君      7番  高野良之君      8番  松野繁男君      9番  小林忠一君     10番  阿部光則君     11番  原澤年秋君     12番  武田俊道君     13番  永沢清生君     14番  清水正男君     15番  深尾智計君     16番  芋川吉孝君     17番  町田博文君     18番  湯本隆英君     19番  青木豊一君     20番  荻原 勉君---------------------------------------◯欠席議員次のとおり(1名)      6番  金子高幸君---------------------------------------◯職務のため議場に出席した議会事務局職員の職氏名次のとおり  議会事務局長  保科 篤  〃 次長    中山貴弘  書記      中山 猛  〃       池田 亮---------------------------------------◯説明のため議場に出席した者の職氏名次のとおり  市長                  池田 茂君  副市長                 横田清一君  教育長                 小嶋隆徳君  選挙管理委員長             城本澄男君  農業委員会長              中村秀人君  代表監査委員              井本久夫君  総務部長                竹内幸夫君  健康福祉部長福祉事務所長       斉藤武美君  子ども部長               月岡篤志君  くらしと文化部長            佐々木 正君  経済部長                原  誠君  建設水道部長              山岸 功君  消防部長                高山真澄君  豊田支所長               久保利幸君  会計管理者               中沢好一君  教育次長                花岡隆志君  庶務課長                柴本 豊君  財政課長                酒井 久君  庶務課長補佐              戸田修三君--------------------------------------- (開議)(午前10時00分) (開議に先立ち議会事務局長保科篤君本日の出席議員数及び説明のため議場に出席した者の職氏名を報告する。) ○議長(深尾智計君) ただいま報告のとおり、出席議員数が定足数に達しておりますから、議会は成立いたしました。 これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配布いたしてあります議事日程第5号のとおりでありますから、ご了承願います。--------------------------------------- △1 議案第1号~議案第25号(各常任委員長及び特別委員長報告) △陳情第3号(各常任委員長及び特別委員長報告) ○議長(深尾智計君) 日程1 これより各常任委員長及び特別委員長の報告案件全部を議題といたします。 総務文教委員長の報告を求めます。 総務文教委員長が自席に見えませんので、総務文教副委員長 堀内臣夫議員。     (総務文教副委員長 堀内臣夫君登壇) ◆総務文教副委員長(堀内臣夫君) 2番 堀内臣夫でございます。 総務文教委員会の審査報告を申し上げます。 去る11日及び13日の本会議におきまして、当委員会に付託のありました議案7件、陳情1件につきまして、20日に委員会を開催し、慎重に審議を行いました。 結果につきましては、お手元に書面をもってご報告申し上げましたとおり、議案7件につきましては、いずれも原案どおり承認及び可決、陳情1件につきましては不採択と決しました。 ここで、審査の主な経過を申し上げます。 はじめに、議案第3号 中野市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例案について、未作成であった資産等報告書について、期限後ではあるが、作成したからよいという安易な考え方は理解できない。この問題に対して、市長はみずからの責任を考慮し、もっと謙虚に対応されるべきであるとの反対意見があり、採決の結果、賛成多数、原案どおり可決と決しました。 次に、議案第8号 平成29年度中野市一般会計補正予算(第3号)歳入全般、歳出のうち総務費(関係部分)、消防費、教育費、地方債補正について、教育委員会の所管部分では、小中学校、児童・生徒の就学援助費について、入学前交付を目的とした補正予算の提出時期を早められ、今議会で対応されたことを評価する。就学援助費の交付は3月とのことであるが、早期に入学通知を送付し、また、通知の送付にあわせ、交付対象者へ援助制度の周知を行い、一日でも早く交付できるよう努力していただきたいとの要望を付した賛成意見、小中学校、児童・生徒の就学援助費について、さまざまな対応をされていることは十分理解している。日本の雇用形態を考えると、親の転勤等で子どもたちが転校することは避けがたく、就学援助費の対象者数の確定時期もずれ込むことになる。就学援助費については、そうしたことも考慮され、十分な予算額を措置していただきたいとの要望を付した賛成意見があり、採決の結果、全会一致、原案どおり可決と決しました。 次に、陳情第3号 安倍首相の提起する憲法9条の改定に反対し、憲法を生かした政治の実現を求める意見書の提出を求める陳情について、陳情書の本文にもある憲法9条を守り、憲法を生かした政治をしてほしいとの声は、市民の中からも聞こえてくる。多くの人々の理解により、憲法9条を守り、平和な国づくりを進めるとともに、世界にも平和を期待される多くの人々がいる状況に鑑み、一日も早く平和な国をふやしていくことが非常に大切である。唯一の被爆国である日本は、戦争のない国づくりに向かうべきであるとの賛成意見、陳情書では、安倍首相が憲法9条の改正を提起したとあるが、正確には自由民主党総裁としての発言である。また、憲法改正の発議は、政府が決めることではなく、国会でなされるものであり、その改正内容についても、各党の考えは国会で審議されるものである。こうしたことから、陳情事項にある意見書を政府に対して提出することはおかしなことである。また、憲法改正については、与党案がまとまった後、各党が国会で検討すればよいので、現在の段階で意見書を提出する必要はないとの反対意見、本年3月に行われたNHKの世論調査「日本人と憲法2017」では、憲法の改正が必要との回答は43%、必要がないとの回答は34%であるが、北朝鮮問題等が深刻化した現在では、憲法改正が必要だという人がふえている可能性がある。また、同世論調査では、憲法9条の改正は必要ないとの回答は57%であるが、改憲の議論が深まっていないとの回答は67%である。こうした状況を考えると、憲法改正については、これから国民的議論がなされていくものであると考えるとの反対意見があり、採決の結果、賛成少数、不採択と決しました。 なお、議案第1号及び議案第2号の事件案の専決処分の報告2件、議案第4号及び議案第5号の条例案2件、議案第14号の補正予算案1件につきましては、いずれも全会一致、原案どおり承認及び可決と決しました。 以上申し上げまして、総務文教委員会の審査報告といたします。--------------------------------------- ○議長(深尾智計君) 民生環境委員長の報告を求めます。 民生環境委員長 芦澤孝幸議員。     (民生環境委員長 芦澤孝幸君登壇) ◆民生環境委員長(芦澤孝幸君) 1番 芦澤孝幸でございます。 民生環境委員会の審査報告を申し上げます。 去る11日の本会議におきまして、当委員会に付託のありました議案5件につきまして、20日に委員会を開催し、慎重に審査を行いました。 結果につきましては、お手元に書面をもってご報告申し上げたとおり、議案5件につきましては、いずれも原案どおり可決と決しました。 ここで審査の主な経過を申し上げます。 議案第6号 中野市福祉医療費給付金条例の一部を改正する条例案について、子育て世帯において、来年8月から医療機関での窓口支払いが現物給付方式となることはよいことである。この条例改正により、どの家庭の子どもも窓口での支払いを心配することなく、医療機関を受診することができるようになり、大きな子育て支援となる。いずれは、受給者負担金もなくしていくよう検討すべきであるとの要望を付した賛成意見があり、採決の結果、全会一致、原案どおり可決と決しました。 なお、議案第8号から議案第11号までの補正予算案4件につきましては、いずれも全会一致、原案どおり可決と決しました。 以上申し上げまして、民生環境委員会の審査報告といたします。--------------------------------------- ○議長(深尾智計君) 経済建設委員長の報告を求めます。 経済建設委員長 永沢清生議員。     (経済建設委員長 永沢清生君登壇) ◆経済建設委員長(永沢清生君) 13番 永沢清生です。 経済建設委員会の審査報告を申し上げます。 去る11日の本会議におきまして、当委員会に付託のありました議案5件につきまして、20日に委員会を開催し、慎重に審査を行いました。 結果につきましては、お手元に書面をもってご報告申し上げたとおり、議案5件につきましては、いずれも原案どおり可決と決しました。 ここで、審査の主な経過を申し上げます。 議案第8号 平成29年度中野市一般会計補正予算(第3号)歳出のうち、農林水産業費、商工費、土木費について、経済部の所管部分では、農地費について、7月の大雨被害に対し、適切かつ迅速に対応され、大変評価できる。 観光費について、信越9市町村で構成されている信越自然郷において中野市が担う役割は大きい。今後、ますます人気観光地となるようご尽力いただきたいとの要望を付した賛成意見。 建設水道部の所管部分では、道路橋梁維持費について、各区からの要望に対し迅速に対応されており、大変評価できるとの賛成意見。 道路等の修繕に対し、各区からの要望に対応されており、大変評価できる。今後とも適切な予算執行を願いたいとの要望を付した賛成意見があり、採決の結果、全会一致、原案どおり可決と決しました。 なお、議案第7号の条例案1件、議案第12号及び議案第13号の補正予算案2件、議案第25号の事件案1件につきましては、いずれも全会一致、原案どおり可決と決しました。 以上申し上げまして、経済建設委員会の審査報告といたします。--------------------------------------- ○議長(深尾智計君) 決算特別委員長の報告を求めます。 決算特別委員長 武田俊道議員。     (決算特別委員長 武田俊道君登壇) ◆決算特別委員長(武田俊道君) 12番 武田俊道でございます。 決算特別委員会の審査報告を申し上げます。 去る11日、本会議におきまして、当委員会に付託のありました議案10件につきまして、14日、15日及び19日に委員会を開催し、慎重に審査を行いました。 結果につきましては、お手元の書面をもってご報告申し上げたとおり、議案10件につきましては、いずれも全会一致、原案どおり認定及び可決と決しました。 ここで、審査の主な経過を申し上げます。 議案第15号 平成28年度中野市一般会計歳入歳出決算認定について、本決算議案については、評価できる点も多々ある。しかし、これまでも指摘をしてきたが、部落解放同盟に対して多額な補助金が変わらず支出されていること、また、新庁舎の建設については、市民の合意が得られていない中、多額の費用を支出されたことから、本決算議案については反対するとの反対意見。 実質収支額が3億3,200万余円の黒字であり、また、財政指標については、経常収支比率は若干増加したものの、財政力指数、実質公債費比率及び将来負担比率、いずれも改善しており、評価する。また、めぐりあいセッティング事業、小中学校におけるキャリア教育推進事業の実施、「童謡・唱歌のふるさと 信州なかの音楽祭」の開催など、新規事業にも意欲的に取り組まれた。加えて、コンビニにおいて住民票の写し等の交付も開始され、市民の利便性向上をも図られた。しかし、コンビニでの住民票の写し等の交付については、マイナンバーカードが必要であるため、今後、同カードのPRにも努めていただきたいとの要望を付した賛成意見があり、採決の結果、賛成多数、原案どおり認定と決しました。 なお、議案第16号から議案第24号までの特別会計及び企業会計の決算認定8件、事件案1件につきましては、いずれも原案どおり認定及び可決と決しました。 以上申し上げまして、決算特別委員会の審査報告といたします。 ○議長(深尾智計君) 以上をもって各常任委員長及び特別委員長の議案等の審査報告を終わります。 ただいまの各常任委員長及び特別委員長の報告に対し質疑及び討論のあります方は、早急に書面をもって議長の手元まで通告願います。--------------------------------------- ○議長(深尾智計君) ここで暫時休憩いたします。 (休憩)(午前10時18分)--------------------------------------- (再開)(午前10時36分) ○議長(深尾智計君) 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △2 各委員長報告に対する質疑 △3 討論、採決 ○議長(深尾智計君) 日程2 各委員長の報告に対する質疑及び日程3 討論、採決を行います。 はじめに、総務文教委員長の報告に対する質疑を行います。 通告がありませんので、以上をもって総務文教委員長の報告に対する質疑を終結いたします。 次に、民生環境委員長の報告に対する質疑を行います。 通告がありませんので、以上をもって民生環境委員長の報告に対する質疑を終結いたします。 次に、経済建設委員長の報告に対する質疑を行います。 通告がありませんので、以上をもって経済建設委員長の報告に対する質疑を終結いたします。 次に、決算特別委員長の報告に対する質疑を行います。 通告がありませんので、以上をもって決算特別委員長の報告に対する質疑を終結いたします。 次に、議案第1号 自動車損壊事故に係る示談及び損害賠償の額の決定の専決処分の報告についてから議案第25号 市道路線の認定についてまでの以上議案25件について討論を行います。 通告がありますので、順次発言を許します。 19番 青木豊一議員。     (19番 青木豊一君登壇) ◆19番(青木豊一君) 日本共産党の青木豊一です。 私は、採決に当たり、議案第3号 中野市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例案について、反対の立場から討論をいたします。 反対の第1は、池田市長が報告すべき資産等報告書などに関する書類を期日内に作成し、しかるべき期間に速やかに報告する義務を怠ったということが1点です。 2点、池田市長はみずからの資産等報告書提出期限が100日を経過し、果たせませんでした。 3つ目は、市長報酬の引き下げの問題についてであります。 市長報酬が市長のお気持ちで総額8万480円、1カ月間〔訂正済み〕の給与の削減をされることになっています。 私は、こうした金額が、果たして--期間のおくれ、あるいは市民の皆さん方の不信、こうしたものをつくり出したことは間違いないと考えるものであります。ですから、1割削減というものについては理解できません。 よって、本案件につきましては、反対の立場を明らかにするものであります。 同時に、こういう経験を通じて明らかになったことは、いわゆる条例等によって、こうしたことに対する処置の仕方等については、今後、十分検討され、こうした事件が再び起こらないように万全の対策をとられることを強く求めまして、反対の討論といたします。 以上です。 訂正いたします。 市長が減額報酬されたのは、8万480円、1カ月間ということであります。 先ほどのものを以上のように訂正いたします。 以上です。 ○議長(深尾智計君) 10番 阿部光則議員。     (10番 阿部光則君登壇)
    ◆10番(阿部光則君) 10番 阿部光則でございます。 日本共産党を代表いたしまして、議案第15号 平成28年度中野市一般会計歳入歳出決算認定について、反対の立場から討論を行います。 もちろん、本決算には、市民の切実な声を反映した諸施策があることは十分承知し、評価するものであります。我が党は、これまでも住民の要求実現に向け、積極的な施策については提案もしたり、積極的に賛成もしてきました。 本決算には、古くなったみなみ保育園の全面的な建てかえを行い、子どもの保育環境の整備を通じた子育て支援、保育料の軽減策の継続等々、また、特別会計への繰り出しでは、中野市国民健康保険事業特別会計には、法定外の繰り出しとして1億1,000万円を超える1人当たりにすると県下でも5本の指におさまる繰り出しを行い、保険税の軽減に役立っています。このように、市政の発展や市民の暮らしを応援する積極的施策は当然評価するものであります。同時に、次の2点を指摘するものであります。 まず1点目として、新庁舎整備事業費についてであります。 この件については、かねがね日本共産党議員団は、市民の十分な合意が得られていないということを指摘してきました。日本共産党が実施した市民アンケート調査でも、現地で建てかえるという意見は本当に少数意見でありました。これまでも青木議員が指摘してきたように、市長選での選挙公約に関する問題、市長が議会で何度も答弁した事業費26億8,000万円以内での建設可能という答弁、これらに関する市長の責任は重いものがあると考えるものであります。 そして、建設した位置に関する問題であります。多くの市民は、当然南向きの市庁舎と考えていたと思います。しかし、突然、建設位置が南側に変わり、市庁舎が北向きということになりました。これについても、多くの市民が異論を唱えました。議会でも問題になりました。多くの専門家から、北向きに関する異論は私も聞きました。 そして、どうでしょう。新庁舎の建設が進み、姿があらわれてきた秋分の日を過ぎた現在、8月ごろまでは北面が明るかったのに、今では、特に晴れた日などは、北面が本当に暗く感じるのは私だけでしょうか。これから冬至に向かって太陽が南に傾いていくとき、新庁舎の正面の暗さを今、心配しているところであります。 2点目は、部落解放同盟に対する補助金の問題であります。 中高地区協議会と中野市協議会に合わせて320万余円の団体補助金が出されています。昨年に比べ、わずか減りましたが、他の団体への補助金と比較し、極端に多い公費補助がなされています。 もちろん、部落差別を含むあらゆる差別は速やかに解消し、差別のない中野市づくりにすることは極めて重要なことであります。部落差別は、民主主義の前進を図る国民の不断の努力を背景に、大きく前進しました。国の同和対策特別事業は2002年3月に終結し、社会問題としての部落問題は基本的に解決された到達点にあります。 時として起こる不心得な非科学的な認識や偏見に基づく言動が、その地域社会で受け入れられない民主主義の力を一層強めていくことこそ重要であります。行政の施策は公平に運用するのが原則であります。 よって、こうした補助金の支出はやめるべきものと考えるものであります。 以上、申し上げまして、議案第15号 平成28年度中野市一般会計歳入歳出決算認定について、反対の立場からの討論といたします。 ○議長(深尾智計君) 11番 原澤年秋議員。     (11番 原澤年秋君登壇) ◆11番(原澤年秋君) 11番 原澤年秋でございます。 市政会を代表して、議案第15号 平成28年度中野市一般会計歳入歳出決算認定についてから議案第24号 平成28年度中野市水道事業会計処分利益余剰分の処分についてまでの以上議案10件について、賛成の立場から一括して討論を行います。 はじめに、平成28年11月から2期目の任期をスタートされた池田市長におかれましては、これまで本市発展のため、精力的に奮闘努力されておりますことに敬意を表する次第であります。 池田市長は、平成28年度における事業実施に当たっては、中野市総合計画を基本方針とし、各種基金の確保、市債残高の縮減など、健全財政の維持に努めるとともに、市民が主体的に企画・運営する「童謡・唱歌のふるさと 信州なかの音楽祭」の開催、市民が安心・安全に暮らすための多目的防災広場防災行政無線のデジタル化の整備など、市民が必要とする施策を的確に捉え、取り組まれてきました。 今回の決算認定議案を見ますと、池田市長の思いが色濃く反映された内容であると考えるものであります。 平成28年度に取り組まれた一般会計における主な事業内容を中野市総合計画で掲げた6つの施策体系に沿って評価を申し上げますと、まず、1つ目の「未来のふるさとを担う子どもたちを育むまちづくり」では、小中学校への外国語指導助手の配置や、キャリア教育の推進、独身男女のめぐり会いの機会を創出するめぐりあいセッティング事業などを実施されました。 2つ目の「支え合い健やかに暮らせる健康長寿のまちづくり」では、健康長寿の延伸を図るためのイベント開催や減塩運動の普及活動、本市において従事する医師を確保するための補助事業や奨学資金の貸し付けなどを実施されました。 3つ目の「にぎわいと活力あふれるまちづくり」では、農業の担い手を確保するための新規就農者支援事業、競争力ある産地体制を構築するための産地パワーアップ事業などを実施されるとともに、食の大使に委嘱した杉浦太陽さんによるPR活動を通じ、信州なかの産農産物を広く全国に情報発信されました。 4つ目の「ふるさとを学び育つ文化のまちづくり」では、音楽親善大使各種イベントへの出演や、「故郷」の作詞者高野辰之先生の生誕140周年を記念したコンサートや特別展の開催など、文化芸術の振興を図る取り組みを実施されました。 5つ目の「安心・安全な住みよいまちづくり」では、自主防災組織の育成・確保、住宅の防災・衛生機能を図るための各種補助事業を実施されました。 6つ目の「市民参加と協働のまちづくり」では、若者会議の開催、地域力の向上を図るための中野のチカラ応援交付金事業のほか、「信州中野おごっそフェア」やシンボルマーク活用事業など、市民参画による事業を積極的に実施されました。 以上のように、本市の都市像である「緑豊かなふるさと 文化が香る元気なまち」のさらなる実現を図るべく、市民ニーズを的確に捉え、真に必要な事業を展開されたことは、大いに評価するものであります。 また、中野市の財政にかかわる健全化を判断する各種数値につきましても、経常収支比率に若干の増加はあったものの、他の数値は良好な結果であり、健全財政の堅持に向けた努力の結果であると考えます。 今後も、自主財源等の歳入の確保を図るとともに、事業の適正な執行及び事務事業の選択と集中による歳出の抑制、市債にできるだけ頼らない特定財源等の確保に努められ、引き続き、後年度負担の抑制に取り組んでいただきたいと思います。 各議案は、決算特別委員会において慎重に審査がなされたものでありますので、委員長の報告のとおり、認定及び可決することに賛成するものであります。 私どもも、元気な中野市づくりの実現に向け、市民の皆様とともに、連携・協調を図りながら対処してまいる所存であります。 最後に、池田市長におかれましては、市民の期待に応え、活力ある持続可能なまちづくりに資する施策を今後とも着実に実行していただくようお願い申し上げ、賛成討論といたします。 ○議長(深尾智計君) ほかに通告がありませんので、以上をもって討論を終結いたします。 採決いたします。 はじめに、議案第1号 自動車損壊事故に係る示談及び損害賠償の額の決定の専決処分の報告について、総務文教委員長の報告は承認であります。総務文教委員長の報告のとおり承認することに賛成議員の起立を求めます。     (全員起立) ○議長(深尾智計君) 起立全員であります。 よって、議案第1号は総務文教委員長の報告のとおり承認されました。 次に、議案第2号 自動車損壊事故に係る示談及び損害賠償の額の決定の専決処分の報告について、総務文教委員長の報告は承認であります。総務文教委員長の報告のとおり承認することに賛成議員の起立を求めます。     (全員起立) ○議長(深尾智計君) 起立全員であります。 よって、議案第2号は総務文教委員長の報告のとおり承認されました。 次に、議案第3号 中野市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例案について、総務文教委員長の報告は可決であります。総務文教委員長の報告のとおり可決することに賛成議員の起立を求めます。     (多数起立) ○議長(深尾智計君) 起立多数であります。 よって、議案第3号は総務文教委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第4号 中野市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例案について、総務文教委員長の報告は可決であります。総務文教委員長の報告のとおり可決することに賛成議員の起立を求めます。     (全員起立) ○議長(深尾智計君) 起立全員であります。 よって、議案第4号は総務文教委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第5号 中野市企業立地の促進等による産業集積の形成及び活性化のための固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例案について、総務文教委員長の報告は可決であります。総務文教委員長の報告のとおり可決することに賛成議員の起立を求めます。     (全員起立) ○議長(深尾智計君) 起立全員であります。 よって、議案第5号は総務文教委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第6号 中野市福祉医療費給付金条例の一部を改正する条例案について、民生環境委員長の報告は可決であります。民生環境委員長の報告のとおり可決することに賛成議員の起立を求めます。     (全員起立) ○議長(深尾智計君) 起立全員であります。 よって、議案第6号は民生環境委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第7号 中野市農業委員会の委員及び農地利用最適化推進委員の定数を定める条例案について、経済建設委員長の報告は可決であります。経済建設委員長の報告のとおり可決することに賛成議員の起立を求めます。     (全員起立) ○議長(深尾智計君) 起立全員であります。 よって、議案第7号は経済建設委員長の報告のとおり可決されました。 次に、各常任委員会に分割付託いたしました議案第8号 平成29年度中野市一般会計補正予算(第3号)について、各委員長の報告は可決であります。各委員長の報告のとおり可決することに賛成議員の起立を求めます。     (全員起立) ○議長(深尾智計君) 起立全員であります。 よって、議案第8号は各委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第9号 平成29年度中野市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)について、民生環境委員長の報告は可決であります。民生環境委員長の報告のとおり可決することに賛成議員の起立を求めます。     (全員起立) ○議長(深尾智計君) 起立全員であります。 よって、議案第9号は民生環境委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第10号 平成29年度中野市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)について、民生環境委員長の報告は可決であります。民生環境委員長の報告のとおり可決することに賛成議員の起立を求めます。     (全員起立) ○議長(深尾智計君) 起立全員であります。 よって、議案第10号は民生環境委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第11号 平成29年度中野市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)について、民生環境委員長の報告は可決であります。民生環境委員長の報告のとおり可決することに賛成議員の起立を求めます。     (全員起立) ○議長(深尾智計君) 起立全員であります。 よって、議案第11号は民生環境委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第12号 平成29年度中野市倭財産区事業特別会計補正予算(第1号)について、経済建設委員長の報告は可決であります。経済建設委員長の報告のとおり可決することに賛成議員の起立を求めます。     (全員起立) ○議長(深尾智計君) 起立全員であります。 よって、議案第12号は経済建設委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第13号 平成29年度中野市永田財産区事業特別会計補正予算(第1号)について、経済建設委員長の報告は可決であります。経済建設委員長の報告のとおり可決することに賛成議員の起立を求めます。     (全員起立) ○議長(深尾智計君) 起立全員であります。 よって、議案第13号は経済建設委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第14号 平成29年度中野市中野財産区事業特別会計補正予算(第1号)について、総務文教委員長の報告は可決であります。総務文教委員長の報告のとおり可決することに賛成議員の起立を求めます。     (全員起立) ○議長(深尾智計君) 起立全員であります。 よって、議案第14号は総務文教委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第15号 平成28年度中野市一般会計歳入歳出決算認定について、決算特別委員長の報告は認定であります。決算特別委員長の報告のとおり認定することに賛成議員の起立を求めます。     (多数起立) ○議長(深尾智計君) 起立多数であります。 よって、議案第15号は決算特別委員長の報告のとおり認定されました。 次に、議案第16号 平成28年度中野市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、決算特別委員長の報告は認定であります。決算特別委員長の報告のとおり認定することに賛成議員の起立を求めます。     (全員起立) ○議長(深尾智計君) 起立全員であります。 よって、議案第16号は決算特別委員長の報告のとおり認定されました。 次に、議案第17号 平成28年度中野市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定について、決算特別委員長の報告は認定であります。決算特別委員長の報告のとおり認定することに賛成議員の起立を求めます。     (全員起立) ○議長(深尾智計君) 起立全員であります。 よって、議案第17号は決算特別委員長の報告のとおり認定されました。 次に、議案第18号 平成28年度中野市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、決算特別委員長の報告は認定であります。決算特別委員長の報告のとおり認定することに賛成議員の起立を求めます。     (全員起立) ○議長(深尾智計君) 起立全員であります。 よって、議案第18号は決算特別委員長の報告のとおり認定されました。 次に、議案第19号 平成28年度中野市倭財産区事業特別会計歳入歳出決算認定について、決算特別委員長の報告は認定であります。決算特別委員長の報告のとおり認定することに賛成議員の起立を求めます。     (全員起立) ○議長(深尾智計君) 起立全員であります。 よって、議案第19号は決算特別委員長の報告のとおり認定されました。 次に、議案第20号 平成28年度中野市永田財産区事業特別会計歳入歳出決算認定について、決算特別委員長の報告は認定であります。決算特別委員長の報告のとおり認定することに賛成議員の起立を求めます。     (全員起立) ○議長(深尾智計君) 起立全員であります。 よって、議案第20号は決算特別委員長の報告のとおり認定されました。 次に、議案第21号 平成28年度中野市中野財産区事業特別会計歳入歳出決算認定について、決算特別委員長の報告は認定であります。決算特別委員長の報告のとおり認定することに賛成議員の起立を求めます。     (全員起立) ○議長(深尾智計君) 起立全員であります。 よって、議案第21号は決算特別委員長の報告のとおり認定されました。 次に、議案第22号 平成28年度中野市下水道事業会計決算認定について、決算特別委員長の報告は認定であります。決算特別委員長の報告のとおり認定することに賛成議員の起立を求めます。     (全員起立) ○議長(深尾智計君) 起立全員であります。 よって、議案第22号は決算特別委員長の報告のとおり認定されました。 次に、議案第23号 平成28年度中野市水道事業会計決算認定について、決算特別委員長の報告は認定であります。決算特別委員長の報告のとおり認定することに賛成議員の起立を求めます。     (全員起立) ○議長(深尾智計君) 起立全員であります。 よって、議案第23号は決算特別委員長の報告のとおり認定されました。 次に、議案第24号 平成28年度中野市水道事業会計未処分利益剰余金の処分について、決算特別委員長の報告は可決であります。決算特別委員長の報告のとおり可決することに賛成議員の起立を求めます。     (全員起立) ○議長(深尾智計君) 起立全員であります。 よって、議案第24号は決算特別委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第25号 市道路線の認定についてのうち、まず、路線番号4648岩船48号線について、経済建設委員長の報告は可決であります。経済建設委員長の報告のとおり可決することに賛成議員の起立を求めます。     (全員起立) ○議長(深尾智計君) 起立全員であります。 よって、議案第25号のうち、路線番号4648岩船48号線については、経済建設委員長の報告のとおり可決されました。 次に、路線番号7703若宮33号線について、経済建設委員長の報告は可決であります。経済建設委員長の報告のとおり可決することに賛成議員の起立を求めます。     (全員起立) ○議長(深尾智計君) 起立全員であります。 よって、議案第25号のうち、路線番号7703若宮33号線については、経済建設委員長の報告のとおり可決されました。 次に、総務文教委員会に付託いたしました陳情第3号 安倍首相の提起する憲法9条の改定に反対し、憲法を生かした政治の実現を求める意見書の提出を求める陳情について討論を行います。 通告がありますので、発言を許します。 19番 青木豊一議員。     (19番 青木豊一君登壇) ◆19番(青木豊一君) 陳情第3号につきまして討論を行います。 安倍首相の提起する憲法9条の改定に反対し、憲法を生かした政治の実現を求める意見書の提出を求める陳情を説明いたします。 安倍首相は、突然、憲法施行70周年の記念日である本年5月3日、憲法9条1項、2項を残しつつ、新たに3項を設けて、自衛隊を明記する改憲を行い、2020年の施行を目指すと表明しております。 一方、報道によれば、その提案をもとに、自民党内部で検討され、近く素案が公表されるとされておりますが、首相の提唱する憲法は、内容的にも大きな問題を含んでおります。つまり、9条の1項と2項を残し、戦争の放棄と戦力の不保持をうたって、3項に自衛隊の存在を書き込むことにより、集団的自衛権を容認する閣議決定に安全保障関連法のもと、武力行使と戦力保持等禁じる9条1項と2項は空文化させられ、法としての効力を失しない、その結果、自衛隊が何の制約もなく海外との武力行使を含む活動ができるようになります。 NHK世論調査「日本と憲法2017」では、憲法9条の改正について「必要ない」が57%と、国民の多数は9条改憲に反対であり、世界に誇る9条を守り、憲法を生かす政治の実現こそ求められています。よって、中野市議会は安倍首相が提起する憲法9条の改定に反対し、憲法を生かす政治を実現することを強く求めるものであります。 以上、討論といたします。 ○議長(深尾智計君) ほかに通告がありませんので、以上をもって討論を終結いたします。 採決いたします。 陳情第3号 安倍首相の提起する憲法9条の改定に反対し、憲法を生かした政治の実現を求める意見書の提出を求める陳情について、総務文教委員長の報告は不採択でありますので、原案について採決いたします。 本案を原案のとおり採択することに賛成議員の起立を求めます。     (少数起立) ○議長(深尾智計君) 起立少数であります。 よって、陳情第3号は不採択と決しました。--------------------------------------- △4 議案第26号 中野市固定資産評価審査委員会委員の選任の同意について ○議長(深尾智計君) 日程4 議案第26号 中野市固定資産評価審査委員会委員の選任の同意についてを議題といたします。 提案者の説明を求めます。 市長。     (市長 池田 茂君登壇) ◎市長(池田茂君) 議案第26号 中野市固定資産評価審査委員会委員の選任の同意について。 本案につきましては、中野市固定資産評価審査委員会委員の逝去に伴い、欠員が生じていることから、新たに小林治男氏を中野市固定資産評価審査委員会委員として選任したいので、議会の同意を求めるものであります。 以上、1件を説明申し上げました。よろしくご審議をお願いいたします。--------------------------------------- △5 議案質疑 △6 討論、採決 ○議長(深尾智計君) 日程5 議案質疑及び日程6 討論、採決を行います。 はじめに、議案質疑を行います。 質疑のあります方は願います。     (発言する人なし) ○議長(深尾智計君) ありませんければ、以上をもって議案質疑を終結いたします。 この際、お諮りいたします。 議案第26号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○議長(深尾智計君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第26号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略することに決しました。 では、直ちに討論を行います。 討論のあります方は、早急に書面をもって議長の手元まで通告願います。--------------------------------------- ○議長(深尾智計君) ここで暫時休憩いたします。 (休憩)(午前11時16分)--------------------------------------- (再開)(午前11時16分) ○議長(深尾智計君) 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- ○議長(深尾智計君) 通告がありませんので、以上をもって討論を終結いたします。 採決いたします。 議案第26号 中野市固定資産評価審査委員会委員の選任の同意について、原案のとおり同意することに賛成議員の起立を求めます。     (全員起立) ○議長(深尾智計君) 起立全員であります。 よって、議案第26号は原案のとおり同意されました。--------------------------------------- △7 議第1号 国の責任による35人学級推進と教育予算の増額を求める意見書について △8 議第2号 「義務教育費国庫負担制度」の堅持を求める意見書について △9 議第3号 道路整備事業に係る補助率等の嵩上げ措置の継続を求める意見書について △10 議第4号 「核兵器禁止条約」への賛同と批准を求める意見書について ○議長(深尾智計君) 日程7 議第1号 国の責任による35人学級推進と教育予算の増額を求める意見書についてから日程10 議第4号 「核兵器禁止条約」への賛同と批准を求める意見書についてまでの以上議案4件を一括して議題といたします。 提案者の説明を求めます。 8番 松野繁男議員。     (8番 松野繁男君登壇) ◆8番(松野繁男君) 8番 松野繁男でございます。 議第1号から議第4号までの意見書4件について提案説明を行います。 はじめに、議第1号 国の責任による35人学級推進と教育予算の増額を求める意見書について。 平成23年にいわゆる義務標準法が改正され、小学1年生に35人学級の導入が決定し、加えて、附則においては、小学2年生から中学3年生までの学級編制標準も順次改定することを検討し、財源確保に努めるものと定められました。 しかし、その後、義務標準法の改正による35人学級の導入には進展が見られません。長野県では、平成25年度に30人規模学級、35人基準を中学3年生まで拡大していますが、義務標準法の裏づけがないため、その財政的負担は大きなものであります。教員が一人一人の子どもと向き合い、きめ細やかな対応をするためには、少人数学級は欠くことができず、国の責任において早期に実現する必要があります。 よって、中野市議会は、国の責任による35人学級推進と教育予算の増額のため、国に対し、意見書記載の2項目について強く要望するものであります。 次に、議第2号 「義務教育費国庫負担制度」の堅持を求める意見書について。 義務教育費国庫負担制度は、義務教育の機会均等とその水準の維持向上を図るための制度として、これまで大きな役割を果たしてきました。しかし、昭和60年度からは、国庫負担から次々と対象項目が外され、さらに、平成18年度から義務教育費国庫負担率が2分の1から3分の1に引き下げられたことから、地方財政を圧迫する状況が続いています。今のままでは財政規模の小さな県では十分な教育条件整備ができず、教育の地方格差の拡大が懸念される事態にすらなっています。 よって、中野市議会は、平成30年度予算編成において、義務教育の推進の維持向上と機会均等及び地方財政の安定を図るため、国に対し、意見書記載の1項目について強く要望するものであります。 次に、議第3号 道路整備事業に係る補助率等の嵩上げ措置の継続を求める意見書について。 道路は市民の安全・安心な暮らし、また、活力ある社会や経済活動を支えるとともに、災害時には市民の命を守るライフラインとして機能するなど、市民生活になくてはならない重要な社会基盤です。 現在、道路事業においては、いわゆる道路財特法の規定により、地域高規格道路事業や交付金事業の補助率等がかさ上げされていますが、この措置は平成29年度までの時限措置となっています。 地方創生に全力を挙げている地方自治体にとって、かさ上げ措置の廃止は死活問題であり、本市の地域づくりに影響を及ぼし、地域活力の低下を招くことが危惧されます。 よって、中野市議会は国に対し、道路財特法の補助率等のかさ上げ措置について、平成30年度以降も継続するよう強く要望するものであります。 次に、議第4号 「核兵器禁止条約」への賛同と批准を求める意見書について。 広島・長崎の被爆から72年を経た本年7月7日、ニューヨーク国連本部で開催された核兵器禁止条約交渉会議において、122カ国の賛成を得て核兵器禁止条約が採択されました。 この核兵器禁止条約は、核兵器が破滅的な結末をもたらす非人道的兵器であり、国連憲章及び国際人道法に反するものとして、核兵器を国際条約で明確に違法化したものであります。 しかしながら、唯一の戦争被爆国である日本が、核兵器禁止条約への批准を拒んでいることに対して、被爆者をはじめ、国内外の平和を願う多くの人々の中に批判と失望が広がっています。 唯一の戦争被爆国である日本は、率先して核兵器禁止条約に参加し、核兵器を廃絶し、核兵器のない世界の実現に向け、先頭に立つことが必要です。 よって、中野市議会は国に対し、国是である非核三原則を堅持するとともに、核兵器禁止条約へ賛同し、批准するよう要望するものであります。 以上4件、一括して提案させていただきましたが、議員各位のご理解とご賛成をいただきますようお願い申し上げまして、提案説明といたします。--------------------------------------- △11 議案質疑 △12 討論、採決 ○議長(深尾智計君) 日程11 議案質疑及び日程12 討論、採決を行います。 はじめに、議案質疑を行います。 議第1号 国の責任による35人学級推進と教育予算の増額を求める意見書についてから議第4号 「核兵器禁止条約」への賛同と批准を求める意見書についてまでの以上議案4件について願います。     (発言する人なし) ○議長(深尾智計君) ありませんので、以上をもって議案質疑を終結いたします。 この際、お諮りいたします。 議第1号から議第4号までの議案4件については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○議長(深尾智計君) ご異議なしと認めます。 よって、議第1号から議第4号までの議案4件については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略することに決しました。 では、直ちに討論を行います。 討論のあります方は、早急に書面をもって議長の手元まで通告願います。--------------------------------------- ○議長(深尾智計君) ここで暫時休憩いたします。 (休憩)(午前11時25分)--------------------------------------- (再開)(午前11時25分) ○議長(深尾智計君) 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- ○議長(深尾智計君) 通告がありませんので、以上をもって討論を終結いたします。 採決いたします。 議第1号 国の責任による35人学級推進と教育予算の増額を求める意見書について、原案のとおり可決することに賛成議員の起立を求めます。     (全員起立) ○議長(深尾智計君) 起立全員であります。 よって、議第1号は原案のとおり可決されました。 次に、議第2号 「義務教育費国庫負担制度」の堅持を求める意見書について、原案のとおり可決することに賛成議員の起立を求めます。     (全員起立) ○議長(深尾智計君) 起立全員であります。 よって、議第2号は原案のとおり可決されました。 次に、議第3号 道路整備事業に係る補助率等の嵩上げ措置の継続を求める意見書について、原案のとおり可決することに賛成議員の起立を求めます。     (全員起立) ○議長(深尾智計君) 起立全員であります。 よって、議第3号は原案のとおり可決されました。 次に、議第4号 「核兵器禁止条約」への賛同と批准を求める意見書について、原案のとおり可決することに賛成議員の起立を求めます。     (全員起立) ○議長(深尾智計君) 起立全員であります。 よって、議第4号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △13 議第5号 金子高幸議員に対する議員辞職勧告決議について ○議長(深尾智計君) 日程13 議第5号 金子高幸議員に対する議員辞職勧告決議についてを議題といたします。 提案者の説明を求めます。 11番 原澤年秋議員。     (11番 原澤年秋君登壇) ◆11番(原澤年秋君) 11番 原澤年秋でございます。 議第5号 金子高幸議員に対する議員辞職勧告決議について提案説明を行います。 我々中野市議会議員は、議員として市民からの負託を受けた立場と職責を十分認識し、法令、条例を遵守し、良識をもって市民の模範となるよう行動しなければなりません。 しかしながら、金子高幸議員は、懇親会の席上、当時来賓として参加していた女性職員を辱めるような行為に及び、これを目撃した同席者からの注意にもかかわらず、しばらくの間これら行為を継続しました。また、女性議員に対しても同様の行為に及んだものであります。 その後も金子高幸議員は、およそ反省・悔悟している者の行動とは思われない振る舞いを継続し、また、平成27年3月市議会定例会から10回にわたって議員辞職勧告決議が可決されたにもかかわらず、誠意ある態度も見受けられません。 そして、金子高幸議員は、女性職員及び女性議員に対する行為について報じた平成26年12月29日付信濃毎日新聞朝刊に掲載された記事は、事実に反する内容であり、それにより名誉を棄損されたとして、かつて所属していた市議会任意会派を被告として損害賠償を請求する民事訴訟を提起しました。 しかし、平成29年8月10日に言い渡された判決において、金子高幸議員が女性職員及び女性議員に対して行った行為は真実であると認定され、女性を著しく侮辱し、周囲に明らかに不快な思いを与える極めて不謹慎な行為を行ったことが真実であると断じられるに至りました。 金子高幸議員は、中野市議会のたび重なる辞職勧告決議にもかかわらず、これまで市議会議員の職にとどまってきましたが、当該判決により、議員辞職をしない理由に正当性がないことのみならず、保身のために殊さらに虚偽の主張を継続していたことが明らかになりました。 金子高幸議員のこれらの行動は、市民の信頼を裏切り、中野市議会の名誉を著しく傷つけた行為であり、断じて許すことはできません。 よって、中野市議会は、金子高幸議員にみずからの良識と判断において、速やかに市議会議員の職を辞するよう強く求めることを決議するものであります。 以上、提案させていただきましたが、議員各位のご理解とご賛成をいただきますようお願い申し上げて、提案説明といたします。--------------------------------------- △14 議案質疑 △15 討論、採決 ○議長(深尾智計君) 日程14 議案質疑及び日程15 討論、採決を行います。 はじめに、議案質疑を行います。 質疑のあります方は願います。     (発言する人なし) ○議長(深尾智計君) ありませんければ、以上をもって議案質疑を終結いたします。 この際、お諮りいたします。 議第5号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○議長(深尾智計君) ご異議なしと認めます。 よって、議第5号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略することに決しました。 では、直ちに討論を行います。 討論のあります方は、早急に書面をもって議長の手元まで通告願います。--------------------------------------- ○議長(深尾智計君) ここで暫時休憩いたします。 (休憩)(午前11時32分)--------------------------------------- (再開)(午前11時32分) ○議長(深尾智計君) 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- ○議長(深尾智計君) 通告がありませんので、以上をもって討論を終結いたします。 採決いたします。 議第5号 金子高幸議員に対する議員辞職勧告決議について、原案のとおり可決することに賛成議員の起立を求めます。     (全員起立) ○議長(深尾智計君) 起立全員であります。 よって、議第5号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △16 議第6号 北朝鮮による弾道ミサイルの発射と核実験に強く抗議する決議について ○議長(深尾智計君) 日程16 議第6号 北朝鮮による弾道ミサイルの発射と核実験に強く抗議する決議についてを議題といたします。 提案者の説明を求めます。 11番 原澤年秋議員。     (11番 原澤年秋君登壇) ◆11番(原澤年秋君) 11番 原澤年秋でございます。 議第6号 北朝鮮による弾道ミサイルの発射と核実験に強く抗議する決議について提案説明を行います。 北朝鮮は、本年8月29日及び9月15日早朝、日本上空を通過し太平洋沖に落下させる弾道ミサイルの発射を強行しました。 また、本年9月3日には、6回目となる過去最大規模の核実験をも強行しました。 本年7月の国連本部で開催された条約交渉会議で核兵器禁止条約が採択されるなど、国際社会が「核兵器のない世界」へ向け新たな歩みを進める中、これに真っ向から挑戦する危険な行為であります。国際世論を無視し、世界の平和と安定を脅かす危険な軍事的挑発を繰り返す北朝鮮の行為は絶対に許すことはできません。 よって、中野市議会は、北朝鮮による弾道ミサイルの発射及び核実験を非難するとともに、強く抗議することを決議するものであります。 以上、提案させていただきましたが、議員各位のご理解とご賛成をいただきますようお願い申し上げて、提案説明といたします。--------------------------------------- △17 議案質疑 △18 討論、採決 ○議長(深尾智計君) 日程17 議案質疑及び日程18 討論、採決を行います。 はじめに、議案質疑を行います。 質疑のあります方はどうぞ願います。     (発言する人なし) ○議長(深尾智計君) ありませんければ、以上をもって議案質疑を終結いたします。 この際、お諮りいたします。 議第6号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○議長(深尾智計君) ご異議なしと認めます。 よって、議第6号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略することに決しました。 では、直ちに討論を行います。 討論のあります方は、早急に書面をもって議長の手元まで通告願います。--------------------------------------- ○議長(深尾智計君) ここで暫時休憩いたします。 (休憩)(午前11時36分)--------------------------------------- (再開)(午前11時36分) ○議長(深尾智計君) 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- ○議長(深尾智計君) 通告がありませんので、以上をもって討論を終結いたします。 採決いたします。 議第6号 北朝鮮による弾道ミサイルの発射と核実験に強く抗議する決議について、原案のとおり可決することに賛成議員の起立を求めます。     (全員起立) ○議長(深尾智計君) 起立全員であります。 よって、議第6号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- ○議長(深尾智計君) 以上をもって予定した議事は全部終了いたしました。 ここで市長からあいさつがあります。 市長。     (市長 池田 茂君登壇) ◎市長(池田茂君) 9月市議会定例会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。 9月5日から本日までの22日間にわたる会期中、議員各位におかれましては、市政進展のためご精励をいただき、また、提案いたしました全議案につきましてもそれぞれお認めいただき、感謝申し上げます。 本会議並びに常任委員会、決算特別委員会においていただきました意見や要望を十分に踏まえまして、職員一同、一層適正な市政運営に当たってまいります。 さて、信濃グランセローズがベースボール・チャレンジ・リーグ西地区の優勝をかけて富山サンダーバーズと対戦し、見事優勝を飾りました。まことにおめでとうございます。うれしく思います。 また、現在、BCリーグの覇者を決めるチャンピオンシップが行われておりますが、1勝1敗の五分であります。引き続き、市民の皆様の応援をぜひお願いいたします。 さて、9月18日の台風18号により、リンゴや梨を中心に農作物に被害が発生しました。被害面積は284ヘクタール、被害減収量は58トン、被害金額は1,034万7,000円でありました。被害に遭われた農家の皆様には、心からお見舞いを申し上げます。 実りの秋を迎え、本年の信州中野も見どころ満載となります。10月の7日から15日にかけて、「秋のバラまつり」、7日は「信州なかの巡りEYEウォーク」、14日、15日両日は「信州中野おごっそフェア」、21日、22日両日は「千曲川・高社山SEA TO SUMMIT2017」、11月は3日から5日まで「信州なかの音楽祭」など、多くのイベントが開催されます。 市民の皆様をはじめ、市外・県外の多くの方々に信州なかのの秋を楽しんでいただけますよう、市を挙げて取り組んでまいります。 終わりに、議員各位がご健勝で、ますますご活躍されますことをご祈念申し上げまして、あいさつとさせていただきます。まことにありがとうございました。(拍手)--------------------------------------- △19 閉会 ○議長(深尾智計君) 去る9月5日から本日までの会期22日間にわたりました平成29年第4回中野市議会定例会は以上をもって閉会といたします。大変ご苦労さまでした。(拍手) (閉会)(午前11時40分)---------------------------------------  以上会議の顛末を記載し、相違ないことを証明するためにここに署名する。       平成29年  月  日            中野市議会議長   深尾智計            署名議員      湯本隆英            署名議員      青木豊一...